君に会いに行った夏
私の大好きな夏がやって来た。私の中で夏＝現場というぐらい夏には現場の予定が必ずのように用意されてた
つい何ヶ月前には、キスマイのアリーナツアーに見事に全滅し絶望でしかなかったのも一変、私はジュニア担になり、ファンクラブに入った直後に新たな予定が発表された…
「〜君たちが〜KINGS TREASURE」
わ、わ、私たちが………キングズトレジャー？？？？？？
この現場名を知った時、流石にはてなマークで沢山だった。
ジュニア担と話すうちに「サマステ」とうい毎年恒例のEXシアターでのライブの今年のテーマ名(？)だということを知る。
とりあえず私は松村北斗さんに会いたい、SixTONESに会いたい。今年の夏のモチベが一気に上がった。メールが来た瞬間に迷わず応募していた
まぁ新名義の1発目だし？？当たるっしょ？？？とナメてた私。完全にナメてた。当落の日はドキドキしつつも少し余裕な気持ちだった、マイページで確認すると驚くべき結果………全滅。私の夏完全におわった、、大人しく勉強しろと神様はお告げしてるのね……と落ち込んでたものの縁があって友人のお陰で公演に入れることになる
それにプラス、風磨担の友人がサマパラに一緒に行かないかと誘ってくれた。去年はSixTONESから松村北斗さん、田中樹さん、森本慎太郎さんがバックとして付いていた。今年はどうなるかなんて誰も知らないし、けれどなんとなくTwitterで検索をかければ、今年はSixTONESじゃない〜？！とツイートしてるのも少なくなかった。いや、ほとんどと言ってもいいほど口を揃えてバックSixTONES説を語ってる…これはワンチャン……と友人と入る事を約束する。後にこの完璧な予定の立てように過去の自分に感動するし、友人に頭が上がらないほど感謝することになる…。
そして夏を向かえる。SixTONES単独2日目。初EXシアター、初松村北斗さん、六本木行きの電車に乗り込む前、いや前日の夜から、いやいや夏休みに入る前から、ドキドキが止まらない。尋常じゃない。この感覚が私が夏だと感じさせる一つで、あー！！！！！！！ってなる(語彙力)
友人が確保したのは早番のチケットだった。土下座でしかない。謝謝。番号を聞いた瞬間驚いたけどEXシアターが初めてだから実際どれくらいの距離かわからない。私はとりあえず早いという事しかわからない。早いんだ早い。。。
EXのシステムについて無知だった私はEXシアターを１日に何回も検索する。整理番号順に屋上に並び、そこから会場に入ってからは自分の好きなポジションを選べるということを理解する。
とりあえずセンター行けばいいっしょ？とかなり軽いノリで私達はセンターを狙うことにした。EXシアターに入って階段を下りる、こんなに地下にあるの？ってぐらい下りる。そして目の前に扉が現れる。階段を下りすぎて疲れて震えてる足も会場に入り更に震える。ち、ち、ち、ちちちちかい…。
これはどこ入ってもドームで考えたらアリーナの距離。どこ入ってもとりあえずアリーナの距離です。もう１度言います。アリーナの距離でs…
開演までしばらくペンライトを光らせて騒いでるも隣の友人は会場に入ってやっと実感が湧いてきて焦ってるのか何なのか分からないけど話しかけないと無言で、会話も「これ近いね…近すぎる…」「死ぬ…」と色々話したけどお互い思ったことを言葉に発して話は噛み合わない…
会場が暗くなりついに始まる。もうダメだった。
私が求めてたものが全部そこにあった。
一公演があっという間だった。私は無駄な瞬きをしなかった。ずっと目をかっぴらいてた、公演が終わって確信したことがあった。松村北斗さんの完全に虜だった。お手上げ状態だった。自分でも後で思い返すと笑ってしまうほど松村北斗さんしか見てなかった。いくらMCで話してなくても、盛り上がってるメンバーから距離を少し空けてひっそり人の話を聞いてる時もスポットライトを浴びてなくてもずっと見てた。これ程1人の人をライブ中に見続けたことがなかった。MCは1分間に1回のペースと言っていいほどボッカンボッカン面白いこと言ってくるから終始笑い続けてた、スト担はヤグザだから(ごめんなさい)ゲラゲラ素で笑ってるのも、常にファンとの会話のキャッチボールみたいなトークも良かった、セトリも完璧だった、曲の流れが、選曲が、演出が満点すぎる。ここはドーム……？デビューコン……？と何度も錯覚が起きた
二公演目は遅番だったため、バルコ階段下をキープして一回目とは違って全体的に見渡してた。そしてここで私は気づく、SixTONES様、生が圧倒的にカッコイイ(遅い)、誌面よりテレビよりカッコイイ、みなさんお顔が良いって知ってたけれど覚悟してた500倍カッコイイ。一公演目で松村北斗さんしか見てなかったためバルコに来るメンバーをじっくり見てとてもビックリする(遅い)
単独公演を終えてゾロゾロと人に流されながら外に出た私は完全燃焼していた。干からびてた。
私はキングズトレジャーとしての任務を経た…………ヒロム！！！タカラモノ見つけたよ！！！(？)（歓喜）
次に風isI？に参戦することになる。私が入ったのは2日目だったので前日にバックがSixTONESであること、簡潔に言うと胸アツの激アツのヤバイライブということを把握する。一緒に連番するのが日頃からしょっちゅう遊んでる友人だったため駅で合流しても後楽園駅についても実感が湧かない。過去1で無心にドーム周辺に向かった。
TDCも初めてでどういう構成になってるのかも未知だった。去年のふまパラのDVDを見たことがあるだけでザックリとは雰囲気を理解してたけれど友人が良席というか神席を当ててくれて席に関しては何も不安なことはなかった、楽しむしかなかった
初TDCの感想はEXと似てて階段を下りる下りる。EX懐古が早くもそこで発揮された(そこで)
公演が始まるとまだ声のみでしか菊池風磨さんは確認されてないのに周りの風磨担のお姉様方はきゃーきゃー興奮してらして(友人は冷静に突っ立ってた)「可愛いねぇ〜」と他人事のように話していたのも束の間だった
セトリは事前に見漁っていて、ほ〜〜But…が最初か〜と聴いたことがある曲が1曲目ということにワクワクしていた。会場に着く前にも聴いていたイントロが流れ始めてお姉様方のテンションが一気にあがる、ヨッ！風磨さんのお出まし〜〜〜〜と思ったら本人より先に暗闇の中ゾロゾロと6人が出てくる… え…ろく…にん？頭の中で整理がつかない間にライトが1人ずつあたる。 わたしの大好きな6人がそこに居た。
Mステ嵐バックの時に似たような正装衣装を身にまとっていて全身鳥肌が立った。颯爽と現れた彼らが本当に未だに忘れられない。バックに付くと知っていたのにこの登場の仕方はズルい。かっこよずきた。初日にこれを見た人はどんな気持ちだったか私に教えてください(大真面目)
SixTONESがまとまってコンサートのバックに付くのを見て感動した。長い間仲良くしてる萩谷担が「バックで踊ってる姿が死ぬほど好きだから私はえび買うから」と言い公演何日か前にチケットを確保していた去年(今年も前日にチケットを購入しえびに入って行った)、バック目当てでコンサートに入った事がなかった私はメインでマイクを持てる訳でもないしバック踊ってる姿を見て何が良いんだろう……と思っていたけれど実際入ってみて、痛いほど友人が言っていた意味がわかった。単独公演を入った2日後に見たから尚更感じるものがあった。デビュー担の人には体験することの無い感情に胸アツだった。体験させて下さった菊池風磨様に足向けて寝れないと思った。
バックに付いてる松村北斗さんはダンスが上手いとか下手とかそういうの関係なしに、曲の世界観にのめり込んで髪型を気にせず振り乱して踊っていてさらに惚れた。キーボードを俯いて一生懸命弾く姿も、いつも通り周りの様子を伺ってMCに参加してる姿も丁寧に上の階からアリーナまでひとつひとつファンサする姿も、私の事をわかりやすいぐらい底無しの沼にハメた。
会場から出た時、この３日間で溢れ出した感情を全部振り返った。松村北斗さん、SixTONESが周りになんと言われようと好きだし守りたい。
私はこの３日間でとんでもないものを見てしまった。このグループの輝く未来が見えたし、この気持ちに賭けたいと思った、私の他にもそう感じた人は少なくないと思う。凄く濃い時間だった。
今すぐに単独コンサートをやって欲しいと心の底から思うし楽しくてしょうがなかった。私の今年の夏も最高だった。静かに幕を閉じた
一ヶ月後には少年たちが控えている、スノスト公演も入りたかったけど金銭的な問題で泣く泣く諦めてしまった…、これ以上会いすぎると現実がしんどくなると自分でも理解した上での決断だった…
秋にまた劇場で輝く君の姿を見れるのを楽しみにしています
きっと秋も好きになる
松村北斗さんに担降りする
何故かわからないけど人の担降りブログを見るのが好きだった、TwitterのRTで流れてくるブログを読んではこんなに呆気なく担降りしてしまうことがあるんだ…、と人事のように思っていた。
私は自担に対してとても魅力のある人だし何よりそんな人のファンをしていることで満足感を得ていた……毎日充実していた………
なのに、脳内にいつの間にか大きくなる存在があった……
彼の存在はだいぶ前から知っていた、自分がヲタクデビューした中1の時、必死にファンクラブに入りたいと親に頼み込んでも頑なに「高校生になるまで駄目」だと言われ続け(中学の時に入っていたら高校受験どころの騒ぎじゃなかった)コンサートに入ることにお金を使うことが出来なかった私はこれでもかとドル誌を買うことにお金を使った。お小遣い全部使って毎月全雑誌を発売日にレジに運んでいた。
一ヶ月経ったら解体してお目当てのページだけファイルに入れて保管していた。(中学生の頃からヲタクっぷりが酷い)
当時の私はジャニーズに全く興味が無く、周りの友人が嵐っ！♡に対して「嵐ってなに？」の反応だったのにキスマイの玉森さんを見た時、何かに取り憑かれたかのように見入っていた。それから玉森担になっていた
もちろん残していたのはキスマイのページが中心だった。
けれどジャニーズJrのほくじぇこと松村北斗、ジェシーのページだけは何を思ったのか他のページと一緒に捨てられなかった。
その頃はバカレアのドラマ、映画、ほくじぇ期真っ最中で必ずと言っていいほど2人は並んで誌面に載っていた、いっぺんに残せるし楽だなと気軽な気持ちで切り取っていた。
友達にジュニアのページを見せられ、この中だったら誰！！！！と聞かれると「ジュニアだったらほくじぇかな〜〜」と深く考えることなく答えていた
偶然なのかわからないけれど玉森さんの出演したドラマに彼もいる事があった。バカレアも玉森さん宮田さん目当てで見始めたし、ぴんとこなもそうだった。黒の女教師はドラマの雰囲気が好きで、「松村北斗出てんじゃん！へー！」とジュニアなのに先輩のバーターでも無くドラマに出演する彼に感心していた
恵まれている環境なのか(？)私の周りの友人は驚く程ヲタクが沢山いた。ジャニヲタ、アニヲタ、LDHヲタ…その他諸々
周りがヲタクばっかりだとヲタクでいることは恥じらいがなく生き甲斐になっていて、友人(ヲタク)とワイワイするのが何より楽しかった。けれど一つだけ思うことがあった。
ジュニア担になったら終わり、と言う考えが脳裏に中学生ながらも感じていた
身近のジュニア担はいつどの現場に自担がバックに着くかわからない、よって現場がホイホイ決まるし、デビュー組より未来がめちゃくちゃ不安定だし、ファンとの距離感は近いし、なにより情緒不安定な人が多すぎた(失礼)
とりあえず私は絶対にこんな風になりたくないと思い「ジュニアは避けて通る」と決意していた。
なのに、なのに、、、あっさり堕ちてしまった。
何年か前に何気なく見ていた人が今となっては毎日、画像動画を画面が割れるんじゃないかと思うぐらい見つめて、毎月ドル誌のビジュで頭を抱え、メインではないバックに着いて踊ってる歌番組を必死に目を凝らしながら何度も繰り返し再生し、毎週金曜日の夕方には画面にいつもより大きく映る彼を見て「え……無理……」と週末を迎える…いわゆるしんどい生活を送ることになっていた。
今考えてみれば不思議な事ばかりだった
別に本人がいる現場に行った覚えもない、きっかけも無いのにいきなり「松村北斗」が私のピントの中心になっていた。本当に何にも覚えがない。
彼の事が気になり始めた1週間後には名前団扇を作っていた(現場は一つも決まっていない)私はすぐにペイイージーした(怖い)
今まで色んなものを気になってきた。好きの感情に持っていくまで何度も自分の気持ちを確認するためにわざと時間を置いたりもした、けれど彼が本当に好きかを確認するために時間は必要なかった、一刻も早く彼を、彼らのグループを応援しなくてはならない……、と使命感さえも感じていた
こんなに好きになってからの行動が早いのは初めてだった。
今まで玉森さん、キスマイを約5年間応援してきてこんな急に気変わりしていいものなのかと考えることもあった。でも自分の気持ちは松村北斗さんを、SixTONESを1番応援したいと強まるばかりだった
ので私はこのブログをもって正式に担降りすることを誓います ！！！！！！！！
これからは松村北斗さんに、SixTONESに素敵な景色を見せてもらえますように
2017.7.10
